インナーマッスルを鍛えよう
これまで、体の筋肉を鍛えるトレーニングの時には、表層にある筋肉(アウターマッスル)を鍛えてきました。
小林教授の研究で、内側から背骨を支える「体幹深部筋」も体を鍛えるために重要な筋肉であることがわかりました。大腰筋や腸骨筋などの体幹深部筋(インナーマッスル)は、上半身と下半身をつなぐ役割をする筋肉です。
十坪ジムではこのインナーマッスルを鍛えて、上手に使える筋肉にするようにトレーニングしていきます。
アスリートでは、大腰筋が太く上手に使えている選手は足が速いことがわかっています。また高齢者では、大腰筋の太い人には寝たきりが少ないことも研究されており、どの世代にも重要な筋肉です。
小林教授の研究で、内側から背骨を支える「体幹深部筋」も体を鍛えるために重要な筋肉であることがわかりました。大腰筋や腸骨筋などの体幹深部筋(インナーマッスル)は、上半身と下半身をつなぐ役割をする筋肉です。
十坪ジムではこのインナーマッスルを鍛えて、上手に使える筋肉にするようにトレーニングしていきます。
アスリートでは、大腰筋が太く上手に使えている選手は足が速いことがわかっています。また高齢者では、大腰筋の太い人には寝たきりが少ないことも研究されており、どの世代にも重要な筋肉です。
<大腰筋断面積の比較>
認知動作型トレーニング
認知動作型トレーニングとは、小林寬道東京大学名誉教授が長年研究を続けている「動作の質を高め、体幹深部筋を鍛えるトレーニング」です。
おもりを負荷に用いないトレーニングマシンを使用します。身体部位に無理な力がかからないため、体重を無理なく支える身体バランスや重心を楽に移動させる円滑な動きを身につけることができます。
トレーニングマシンのご紹介
十坪ジム オリジナルのインナーマッスルを鍛え、上手に使うために開発されたトレーニングです。
カールルイスの時代(1990年代)、小林教授が日本陸上競技連盟の科学委員長をしていた時に、外国人の速い選手と日本人の選手の走りの研究をしたところ、速い選手は、体幹の深い部分にある「大腰筋」が太く、さらにその大腰筋を上手に使っていることを発見しました。そして1995年、速い選手のフォームを再現する「スプリントトレーニングマシン」(陸上の人たちの間では「カンド君」と呼ばれています)の1号機が開発されました。
今では、駅伝の実業団や大学の選手などにも使用されており、その効果は一般の市民ランナーにも知れ渡り、体験に来られる方も多いです。
カールルイスの時代(1990年代)、小林教授が日本陸上競技連盟の科学委員長をしていた時に、外国人の速い選手と日本人の選手の走りの研究をしたところ、速い選手は、体幹の深い部分にある「大腰筋」が太く、さらにその大腰筋を上手に使っていることを発見しました。そして1995年、速い選手のフォームを再現する「スプリントトレーニングマシン」(陸上の人たちの間では「カンド君」と呼ばれています)の1号機が開発されました。
今では、駅伝の実業団や大学の選手などにも使用されており、その効果は一般の市民ランナーにも知れ渡り、体験に来られる方も多いです。
スプリントトレーニングマシン
- 歩行能力の改善、向上(大腰筋や腸骨筋の働きを生かした足の運びを学習する)
- 「すり足動作」によって左右の体軸形成や膝腰同側動作の神経支配を身につける
- 走動作の向上や質の高い走動作の学習効果が大きく、ランニング記録の向上が図られる
- 大腰筋(体幹深部筋)の強化
- 姿勢バランス能力の向上
このマシンを力を入れずに回転させることができると、インナーマッスルを上手に使えていることになります。
車軸移動式パワーバイク
- 大腰筋、内転筋などの体幹深部筋を鍛える
- 同側型神経支配の動作を体に覚えさせる
- 全身のパワーを高め、走り方、歩き方を改善させる
- 左右の軸の乗り換え動作(2軸形成)によって、重心の効果的な移動を学習する
アニマルウォークマシン
- 肩甲骨と骨盤の連携、体幹を支える背骨の動きを連携=体幹深部筋を効果的に強化
- 体の深い部分での腹式呼吸が身につく
- スポーツでは「脊柱の柔軟な動き」と「同側神経支配」を生かしたパワー発揮動作能力を高める
※スポーツ系の運動であるが、一般の人も手足の同時回転ができれば神経系のトレーニング効果がある
大股ストレッチマシン
- 股関節周辺部の柔軟性の向上
- 内転筋などのストレッチ強化
- 全身の柔軟性の向上
この他に、高齢者や低体力者向けの「ソフトマシン」やリラックス効果のある「舟こぎマシン」、コアストレッチウォーキング(大腰筋ウォーキング)を身につける「トレッドミル」などのマシンがございます
東京大学 名誉教授小林 寬道
プロフィール
東京大学教育学部卒
東京大学大学院教育学研究科修士課程修了
教育学博士
東京大学名誉教授
静岡産業大学客員教授
第16回秩父宮記念スポーツ医・科学賞功労賞受賞(2013年)
これまでの主な活動
- (財)日本陸上競技連盟関係委員、文部科学省関係委員、(財)日本体育協会関係委員、独立行政法人スポーツ振興センター関係委員、(財)しずおか健康長寿財団 副理事長、日本発育発達学会会長など。
- 運動生理学、体力科学、バイオメカニクス、発育発達学などを基礎に、幼児から青少年、中高齢者、低体力高齢者、オリンピック代表選手、プロスポーツ選手を対象に、 年齢や体力レベルに合わせた適切なトレーニングの実際方法に関する研究を 45年間にわたって推進し、その成果を千葉県柏市や静岡県をはじめ、全国規模で社会還元している。
- 高地トレーニングや低酸素トレーニングについて、 NPO法人「高所トレーニング環境システム研究会」を1997年に創設。
主な著書
- スポーツ認知動作学の挑戦1
「ランニングパフォーマンスを高めるスポーツ動作の創造」 (杏林書院) - スポーツ認知動作学の挑戦2
「健康寿命をのばす 認知動作型QOMトレーニング」 (杏林書院) - 「運動神経の科学」 (講談社現代新書)
- 「走る科学」 (大修館書店)
- 「高齢者の運動と体力」 (朝倉書店)
- 「若返りウォーキング」 (宝島新書)
- 「高所トレーニングの科学」 (杏林書院)
- 「世界一流陸上競技者の技術」 (監修:ベースボールマガジン社 1994)
- 「アジア一流陸上競技者の技術」 (監修:日本陸上競技連盟 1997)
- 「幼児の発達運動学」 (ミネルヴァ書房 1990)
- 「Daiyoukin(大腰筋)の歌体操」 (杏林書院 2006)
など多数。