動きの質にこだわる

小林寛道先生がQOMという語を提唱しはじめたのはもう10年以上も前で、そのことは「スポーツ認知動作学の挑戦2 健康寿命をのばす認知動作型QOMトレーニング」の本にも載っています。

QOMとは Quality of Motion の略で直訳すると「動作の質」ということですね。

例えばボールを投げる動作。
投げるだけでよければ、ボールをつかむことができて、適度な筋力があれば前には飛ぶと思います。
遠くに投げる場合は、腕や肩の筋力だけでなく、身体全体の筋肉を上手に使って、上半身を捻る動作を加えて、踏む脚に重心をのせて軸を作り、踏み込んだ瞬間に肩に力を乗せてボールを飛ばす。また、角度も大事になってきます。いろいろな動作が組み合わさって、複合的な動きができます。そして、すべてを100%の力(力を入れっぱなし)で行っても遠くには飛ばないことはわかりますよね(^^)投げる位置に正確に飛ばすには、力の加減も必要になってきますね。
このように、「上手に身体を使う」ことや「力を抜くこと」ができると、質がよい動きになってきます。

歩くこと、走ることももちろん同じです。
適度な筋力で歩くことはできますが、歩くことは「右→左→右→左」の繰り返しです。もしその 右→左 の動きの中に無駄な動作や関節に負担がかかる動きが1つでもあったら、長く歩けば何度も何度も繰り返されますので、膝が痛くなったりするのも納得ですね。毎回のことなので効率のよい動きを求めることは、今自分のもっている筋力で上手に体を動かすことにつながります。

トレーニングと言ってもいろいろとあると思います。
10の力を12にするトレーニング。
10持っている力を6.7割しか発揮できていないのを10に近づけるトレーニング。


10持っていたら10使いたいですよね!
個別の筋力が優れていても、動きになると10使えない人はいませんか?
こちらのマシンは上半身と下半身の連携をさせないと上手に操作できません。
力だけがあってもできない動作で、体重を無理なく支える身体バランスと、体重を楽に移動させる円滑な動きをトレーニングすることができます。

動作のコントロールには、運動にかかわる脳・神経系の働きが深く関与しています。
十坪ジムの認知動作型QOMトレーニングで動作の質をよくしませんか?

 

7年前にこのトレーニングをして衝撃を受けた
スタッフとまと

 

十坪ジムバリエ柏の葉
TEL 04-7170-2221
http://totsubo-variee.jp/